小林さん（仮名）は、10年前に消費者金融から約50万円を借りていましたが、途中で返済が困難になり、その後長い間支払いが滞っていました。最近になって、消費者金融から借金の請求書が届き、困惑した小林さんは債務整理相談センターに相談に来られました。彼は、何年も前の借金がまだ有効なのか疑問に思っていました。
債務整理相談センターでは、小林さんの借金が時効に達している可能性が高いと判断しました。借金の時効は、原則として最後の返済から5年（消費者金融などの一般的な借金の場合）で成立します。そこで、時効援用の手続きを進め、正式に時効を主張する内容証明郵便を消費者金融に送付しました。
時効援用が認められ、小林さんは50万円＋遅延損害金の支払い義務がなくなりました。これにより、小林さんは長年抱えていた借金から解放され、安心して生活を送ることができるようになりました。また、司法書士のアドバイスにより、今後同様の問題が発生しないよう、借金を慎重に扱うようになりました。
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